Japanische Fichte-Gesellschaft
日本フィヒテ協会


大会活動記録



第32回大会 大阪大学
2016年11月6日(日)
【一般研究発表】
  橘 智朗(クレルモン・フェラン大学)  司会:本田敏雄
  「『浄福なる生への導き』における存在と現存在の関係―フィヒテとヨハネ再考―」
  嘉目道人(日本学術振興会)     司会:湯浅正彦(立正大学)
    「カントのB版演繹論における?konnen“の問題と、フィヒテにとっての重要性」
  浜野喬士早稲田大学   司会杉田孝夫(お茶の水女子大学))
    「フィヒテにおける信頼概念の位置づけ」 
   庄子 綾上智大学    司会久保陽一(駒澤大学
       「カッシーラーのフィヒテ解釈―「生」から「精神」への歩み―」
【シンポジウム】:総合テーマ「ドイツ観念論から現代を問う」
 
  司会者  岡田勝明(姫路濁協大学)
  提題者 中岡成文
生と思考のニーズに観念論はどう応えるか」
    中川明才(同志社大学)
「自我という思想――フィヒテの『道徳論の体系』における隠されたもの――」
    板橋勇仁(立正大学)
根拠なしの共同 ?ショーペンハウアーの現代性




第31回大会 早稲田大学
2015年11月15日(日)
【一般研究発表】
  嘉目道人(日本学術振興会特別研究員)――司会:中川明才(同志社大学)
  「経験的な知とは何か――知識論として読む『知識学の叙述』(1801/02年)−−」
  パトリック・グリューネベルク(明治大学)――司会:山口祐弘(東京理科大学)
    「抵抗の像における行為−−行為の投影における世界の見積もり――」
  佐々木達彦(同志社大学)――司会:美濃部仁(明治大学)
    「『新しい方法による知識学』におけるフィヒテの構想力の理論」
【特別講演】
  「自己究明としての知識学」
    長澤邦彦(日本フィヒテ協会元会長、同志社大学名誉教授)
司会:岡田勝明(姫路獨協大学)
 
 
【シンポジウム】:総合テーマ「現代の知の境位とフィヒテ知識学」
 
  司会者  久保陽一(駒沢大学)
  提題者 湯浅正彦(立正大学)
「「知」の危機について−−『意識の事実(1810/11)』からの証言
    大橋容一郎(上智大学)
「移入された認識論と形而上学の中でのフィヒテ」
   




第30回大会 同志社大学
2014年11月23日(日)
【一般研究発表】
  櫻井真文(同志社大学)――司会:湯浅正彦(立正大学)
  「フィヒテの『新しい方法による知識学』における目的概念の意義」
  石井基博(同志社大学)――司会:杉田孝夫(お茶の水女子大学)
    「フィヒテとヘーゲルの国家論の差異 ― 『自然法の基礎』と『法の哲学』を中心に ― 」
【特別講演】
  「知識学とは何か−−フィヒテの若干のテーゼをめぐって−−」
    大峯 顕(大阪大学名誉教授)
司会:長澤邦彦(日本フィヒテ協会元会長、同志社大学名誉教授)
 
 
【フィヒテ没後200年記念特別講演会・シンポジウム】:総合テーマ「知と絶対者」
 
  司会者  岡田勝明(日本フィヒテ協会会長、姫路濁協大学)
進行・通訳 美濃部仁(明治大学)、 大橋容一郎(上智大学)、中川明才(同志社大学)
  提題者 Jachinto Rivela de ROSALES(国際フィヒテ協会会長・スペイン国立遠隔教育大学教授)
Die letzten Gedanken Fichites uber die Wissenschaftslehre (Oktober 1813〜 Januar 1814) (知識学についてのフィヒテの最後の思想(1813年10月〜1814年1月)
    Gunter ZOLLER (ミュンヘン大学教授)
"Der absolute Anfanger des Seins", Fichte letzte Gedanken uber Wissen und Willen (「存在の絶対的な創始者」−−知と意志についてのフィヒテの最後の思想−−」





第29回大会 お茶の水女子大学
2013年11月24日(日)

一般研究発表 (9:20〜11:20)
  浜野喬士(早稲田大学)
司会:木村博(長崎総合科学大学)
      「フィヒテの動物論」
           村下邦明(福岡)
           司会:板橋勇仁(立正大学)
               「知識学に限界はあるのか?
               −木村素衛の新資料『フィヒテ哲学とその限界』(1937年)
               を基に−」
           栩木健一郎(千葉大学)
           司会:加藤泰史(一橋大学)
               「フィヒテの平和論−その歴史的展開と現代的意義−」
昼休み 第58回委員会(11:20-12:10)
   総会・フィヒテ賞授与式 (12:10〜12:30)
   
シンポジウム   「フィヒテの道徳論」(12:30〜15:20)
司会 大橋容一郎(上智大学)
提題 池田全之(お茶の水女子大学)
「なぜ善さを分かっていても実践できないのか」
−道徳教育から見た1804年のフィヒテ、シェリング、Fr.シュレーゲル−」
  勝西良典(国士舘大学) 
     「フィヒテ初期道徳論の立脚原理とステータスについて」
  舟場保之(大阪大学) 
「『道徳論の体系』(1812)における「わかっちゃいるけどやめられない」の不可能性について」

特別講演 (15:30〜17:30)
 
Daniel Breazeale(University of Kentucky)
Against Skepticism?  Fichte and the "Aggripan Trilemma" 

  George di Giovanni(McGill University)
     The Kantian Legacy: Fichte’s Wissenschaftslehre and Hegel’s Logic

司会 入江幸男(大阪大学)、鈴木伸国(上智大学)
 
   
懇親会(17:30〜19:00)




第28回大会 神戸工業専門学校(主催校)
於:大学共同利用施設UNITY

2012年11月11日(日)
【研究発表】
  矢島義英(同志社大学)  司会:山口祐弘(東京理科大学)
  「『浄福な生への導き』における愛について」
  辻麻衣子(上智大学)  司会:御子柴善之(早稲田大学)
    「自己意識をめぐるイエナ期フィヒテとカント
−『新たな方法による知識学』における「五重の総合」を手掛かりに−」
【特別講演1】
  「「フィヒテの『人間の使命』−ヤコービヘの回答は成功したのか?」
    ビルギット・ザントカウレン(ボーフム大学)
代読・解説:後藤正英(佐賀大学)
 
【シンポジウム】:「ベルリン期における知識学への準備講義」
 
  司会者  入江幸男(大阪大学)
  提題者 木村博(長崎総合科学大学)
「『超越論的論理学』と『知識学1812年』をつなぐ「事実的知」の位置価」
    入江幸男(大阪大学)
「知識学と「意識の事実」の関係
−あるいは、アプリオリな知とアポステリオリな知の関係」
    阿部典子(近畿大学)
「『知識学入門講義(1813)』−知識学成立への要請」




第27回大会 立正大学
2011年11月13日(日)
【研究発表】
  栩木憲一郎(千葉大学)  司会:大橋容一郎(上智大学)
  「南原繁のフィヒテ批判――その問題意識と『国家論』批判を中心として」
  新堂彩(上智大学)  司会:美濃部仁(明治大学)
    「何が存在するか――『1801/02年の知識学の叙述』における絶対知と絶対者について」
【特別講演1】
  「ヘンリッヒ先生との対談」
    長澤邦彦(同志社大学)
 
【シンポジウム】:「1812年法論講義と1813年国家論講義をめぐって」
 
  司会者  入江幸男(大阪大学)
  提題者 杉田孝夫(お茶の水女子大学)
「1812年法論と1813年国家論のテクスト問題――フィヒテ法政治論のテクストとコンテクスト――」
    高田純(札幌大学)
「後期フィヒテの国家論――初期理論との連続と非連続」
    柴田隆行(東洋大学)
「1813年4月からのフィヒテ講義は「国家論」ではないのか」





第26回大会 長崎総合科学大学
2010年11月20日(土)
【研究発表】
  田崎聖子(お茶の水女子大学)――司会:中川明才(同志社大学)
  「フィヒテにおける「人間の使命」――『学者の使命』を手がかりにして――」
  嘉目道人(大阪大学)――司会:大橋容一郎(上智大学)
    「事行としての自己関係性――フィヒテ知識学の言語哲学的変換に向けて――」
  濱良祐(同志社大学)――司会:高田純(札幌大学)
    「ヘーゲルによるフィヒテの法論の批判的継承」
【特別講演1】
  「フィヒテとエックハルトをつなぐもの」
    田村一郎(鳴門教育大学名誉教授)
 
【特別講演2】
  「長崎の『和華蘭』文化〜歴史的背景と展望」
    ブライアン・バークガフニ(長崎総合科学大学教授)
 
【シンポジウム】:「ベルリンの知識学」
 
  司会者  岡田勝明(姫路濁協大学)
  提題者 本田敏雄(神戸市立工業高等専門学校)
「フィヒテ後期W.L.の考察――シェリングを背中合わせの案内人として――」
    山口祐弘(東京理科大学)
「後期フィヒテの現象論と知識学の位相――1811年の知識学の課題と実践――」
    高橋陽一郎(日本大学)
「1812年の知識学――ショーベンハウアーの「フィヒテ・ノート」を手がかりに――」






第25回大会 明治大学
2009年11月22日(土)
【研究発表】
  熊谷英人(東京大学)――司会:杉田孝夫(お茶の水女子大学)
  「『共和国』の水脈―フィヒテ政治思想における政体論と『公論』」
  木村恵子(上智大学)――司会:御子柴善之(早稲田大学)
    「カントとフィヒテの『関心』の差異について―『実践理性の優位』の思想における『関心』の働き」
  松岡健一郎(同志社大学)――司会:本田敏雄(神戸市立工業高等専門学校)
    「1811年の知識学における自我の総合」
【特別講演】
  「激動下のベルリン―未完のフィヒテ」
    石崎宏平
 
【シンポジウム】:「カントとフィヒテをつなぐ哲学者たち」
 
  司会者  田端信廣(同志社大学)
  提題者 栗原 隆(新潟大学)
「意識の事実と観念論の基礎づけ―シュルツェの『エーネジデムス』をめぐって―」
    長町裕司(上智大学)
「神的なるものの在り処についての〈非知的〉な意識?― F. H. Jacobi の『フィヒテ宛書簡』(Sendschreiben an Fichte, 3. bis 21. Mätrz 1799)、及びこの書簡へのJ. G. Fichteの応答を起点とする思索の発展路線を巡って ― 」
    久保陽一(駒澤大学)
「ラインホルトとフィヒテ―ラインホルトにおける超越論的観念論から合理的実在論への展開をめぐって」


日本ヘーゲル学会主催 
国際シンポジウム

「ヘーゲル体系の見直し」 

2009年3月3・4・6日:於駒沢大学
日本シェリング協会、日本フィヒテ協会共催





第24回大会:広島大学
2008年11月22日(土)
【研究発表】
  村下邦昭(岡山理科大学)――司会:長澤邦彦(同志社大学)
  「シェリング『自我論』における努力の概念について」
  玉田龍太朗(滝川第二中学校・高等学校)――司会:岡田勝明(姫路濁協大学)
    「三木清とフィヒテ」
  宮本敬子(一橋大学)――司会:大橋容一郎(上智大学)
    「越境するフィヒテー啓蒙主義者としてのフィヒテ」
  高橋和義(武蔵野音楽大学)――司会:木村博(長崎総合科学大学)
    「フィヒテの映像力」
  内田浩明(大阪工業大学)――司会:加藤泰史(南山大学)
    「カントとフィヒテの自己定立論 『オプス・ポストゥムム』とイェーナ期知識学を手がかりに」
【特別講演】
  「フィヒテ晩年の哲学」
    隈元忠敬(広島大学)
 
【シンポジウム】:『ドイツ国民に告ぐ』の歴史性を問う
         ――『ドイツ国民に告ぐ』刊行200年記念
――
 
  司会者  加藤泰史(南山大学)
  提題者 杉田孝夫(お茶の水女子大学)
「『ドイツ国民に告ぐ』はどのように読まれ、どのように読まれなかったのか」
    高田純(札幌大学)
「国民教育と人類性」
    早瀬明(京都外国語大学)
「歴史の中のフィヒテ神聖ローマ帝国の政治的伝統と『ドイツ国民に告ぐ』」





「〈生〉という概念は現代でも有効なのか」

2008年7月5日於大阪大学

日本ディルタイ協会
日本ショーペンハウアー協会・日本フィヒテ協会共催






「ツェラー・キッサー哲学講演会」

2008年9月28-29日於上智大学
2008年10月3日於同志社大学

日本フィヒテ協会共催





第23回大会:大阪大学
2007年11月17日(土)
【研究発表】
  鈴木伸国(上智大学)――司会:山ロ祐弘(東京理科大学)
  「反省と信――シェリングとへ一ゲルの批判から見る1805年知識学」
  新川信洋(一橋大学)――司会:加藤泰史(南山大学)
    「世界連合か世界共和国か「永遠平和論論評」を中心に」
  村田周一(東洋大学)――司会:本田敏雄(神戸高等専門学校)
    「『全知識学の基礎』における能動性の本性」
【特別講演】
  「三宅剛一のフィヒテ講義」
    酒井潔(学習院大学)
 
【会長講演】
  「『意識の事実』における諸自我と共同自我」
    入江幸男(大阪大学)
 
【シンポジウム】:「フィヒテと西田」
 
  司会者  藤田正勝(京都大学)
  提題者 板橋勇仁(立正大学)   「知の一性と否定性」
    美濃部仁(明治大学)   「存在と無と我」
    松山壽一(大阪学院大学) 「シェリングと西田
     





ゲアハルト・シェーンリッヒ教授 連続講演会

    
第1回 日本フィヒテ協会
Fichtes drei Grundsätze in der Wissenschaftslehre 94
--semiotisch gelesen


(11月18日(土) 第22回大会内で開催)

第2回 南山大学
 Kants Wahrheitstheorie als Korrespondenzthoerie

(11月19日(日) 南山大学ヨーロッパ研究センター主催・日本フィヒテ協会協賛
)

第3回 大阪大学
Institutionalisierung des Regelfolgens?
Kants Rechtszustand als Modell 


(11月21日(火) 大阪大学哲学研究室主催・日本フィヒテ協会協賛)







第22回大会:南山大学
2006年11月18日(土)
【研究発表】
  勝西良典(上智大学)――司会:高田 純(札幌大学)
  「他者論とは異なる仕方で他者を尊重する可能性――カントの他者としてのフィヒテ
  酒井 剛(関西大学)――司会:高山 守(東京大学)
    「ショーペンハウアーとシェリングにおける観念論と自然哲学の対置」
  松岡健一(同志社大学大学院)――司会:久保陽一(駒澤大学)
    「フィヒテの懐疑論批判――批判的再検討の試み――」
 
【シンポジウム】:フィヒテと宗教
 
  司会者  岡田勝明(姫路獨協大学)
  提題者 座古田豊(東北大学)
    K・リーゼンフーバー(上智大学)
    中川明才(同志社大学)
     
【特別講演】
  ゲアハルト・シェーンリヒ(ドレスデン工科大学)
    司会:加藤泰史(南山大学) 通訳:中澤武(早稲田大学)


ギュンター・ツェラー教授 講演会・コロキウム
2006年3月27日:同志社大学文学部哲学科・日本フィヒテ協会共催)
   
・講演:"Einsicht im Glauben"
    ――Der dunkle Grund des Wissens in der Wissenschaftlehre 1805――
 (翻訳・通訳:中川明才)
・コロキウム:Transzendentalphilosophie bei Kant und Fichte
        ――超越論哲学に関する30のテーゼについて――
  (通訳:K. シュペネマン)



第21回大会:お茶の水大学(日本カント協会創立30周年記念学会との並行開催)
(2005年12月3日)
【研究発表】
 
啓示批判の帰趨――フィヒテの『啓示論』とカントの『宗教論』との対比を通じて
    法政大学(平井雅人)
    司会者:湯浅正彦
 
『1804年知識学(第二講義)』における神の存在論的証明について
    芝本航平(上智大学)
    司会:本田敏雄
 
ノヴァーリス『フィヒテ研究』における同一性
    村下邦昭(広島文教女子大学)
    司会:宮田眞治
 
【シンポジウム】:知識学と超越論哲学
 
司会者 :山口祐弘(東京理科大学)
提題者 :宇田川尚人(明治大学)
:長倉誠一(武蔵大学)

発表者の平井氏(右)と、司会者の湯浅氏(左)

発表者の村下氏(右)と、司会者の宮田氏(左)

シンポジウムの様子
左から、山口氏、宇田川氏、長倉氏

日本カント協会30周年記念大会と並行開催された

カント協会記念シンポジウムの様子



第20回大会:同志社大学(今出川キャンパス)
(2004年11月20日)
【研究発表】
 
絶対者への通路――ヘーゲル『信と知』における哲学の要求
    同志社大学(中川玲子)
    司会者:隈元泰弘
 
自我・身体・決意
    酒井 剛(関西大)
    司会:美濃部仁
 
フィヒテの衝動研究
    村田周一(東洋大学)
    司会:高山 守
 
【シンポジウム】:カントとフィヒテ
 
司会者 :大橋容一郎(上智大)
提題者 :久保陽一(駒沢大)
   「客観的実在性と関係性――カントからフィヒテへの展開――」
:杉田孝夫(お茶の水大)
   「カントとフィヒテの歴史認識における政治的なもの」
:加藤泰史(南山大)
   「ナショナリズムとコスモポリタニズムをめぐるカントとフィヒテ」

発表者の中川氏(右)と、司会者の隈元(左)

発表者の酒井氏(右)と、司会者の美濃部(左)

発表者の村田氏(右)

シンポジウムの様子
左から、久保氏、杉田氏、加藤氏、大橋氏

シンポジウムの様子
左から、久保氏、杉田氏

シンポジウムの様子
加藤氏、大橋氏





第19回大会:姫路独協大学
(2003年11月22日)
【研究発表】
 
『純粋理性批判』における「質的単一性」について
    中村修一(大阪大学大学院)
    司会者:川島秀一
 
フィヒテ倫理学における衝動あるいは欲望の概念
    清水 満(日本工業大学等非常勤講師)
    司会:御子柴善之
 
現存在における生命
――生命の超越論的演繹としての知識学における知の立脚点――
    鈴木伸国(上智大学博士後期課程在学)
    司会:美濃部仁
 
【シンポジウム】:「後期フィヒテの現象論」
 
司会者 :入江幸男
提題者 :山口祐弘(東京理科大学)
:隈元泰弘(梅花女子大学)
:梶谷真司(帝京大学)



第18回大会:早稲田大学
(2002年11月9日)
【研究発表】
 
構造と歴史のはざま――フンボルトにおける媒体としての言語学――
    村井則夫(上智大学)
    司会:久保陽一(駒澤大学)
 
フィヒテとヘーゲルにおける言語問題
    干葉 薫(一橋大学)
    司会:入江幸男(大阪大学)
 
生に対する像形成の関係について
    中川明才(同志社大学)
    司会:大橋容一郎(上智大学)
 
【シンポジウム】:「フィヒテの生命論」
 
司会者 :大峯 顯
提題者 :森 哲郎(京都産業大学)
:宇田川尚人(明治大学)
:美濃部仁(明治大学)



第17回大会:キャンパスプラザ京都
(2001年12月18日)
【研究発表】
 
『新たな方法による知識学』における衝動の問題
    玉田龍太郎(京都大学博士後期課程在学)
    司会者:田端信廣(同志社大学)
 
観念論−実在論対置のフィヒテ知識学における意味
    秋元博喜(東洋大学博士後期課程在学)
    司会者:岡田勝明
 
フィヒテの宗教論
    本田敏雄(神戸市立工業高等専門学校)
    司会者:久保陽一(駒澤大学)
 
【シンポジウム】:「1801年のフィヒテ、シェリング、ヘーゲル――カント哲学の系譜として」
 
司会者 :高山 守
提題者 :湯浅正彦(立正大学)
:田村恭一(上武大学)
:鹿島 徹(早稲田大学)



第16回大会:駒沢大学
(2000年11月18日)
【研究発表】
 
中畑邦夫 :「知識学」と「論理学」――フィヒテとヘーゲルが共有した問題
酒井 剛 :自我・像・身体――後期フィヒテとショーペンハウアー――
子野日俊夫 :フィヒテ後期倫理学と他者
【シンポジウム】:「フィヒテの国家論」
 
司 会:田村一郎
高田 純 :国家における自由と文化的陶冶
渡部壮一 :フィヒテの国家論
福吉勝男 :ヘーゲルの国家論――〈フィヒテ的契機の起動〉と〈現代的意義〉――



第15回大会:京都工芸繊維大学
(1999年11月20日)
【研究発表】
 
黒瀬 勉 :フィヒテ哲学における戦争とナショナリズム
山脇雅夫 :「促し」とはどのような行為か?
杉田孝夫 :フィヒテのPatriotismus論
【シンポジウム】:「Bild」
 
司 会:大橋良介
岡田勝明 :フィヒテにおける「像」(ビルト)
太田喬夫 :美学における「像」(ビルト)
今 義弘 :エリウゲナにおける「像」の諸相



第14回大会:上智大学
(1998年11月21日)
【研究発表】
 
板橋勇仁 :〈哲学〉における直観と反省
中川明才 :絶対知の自己言及性について
木村 博 :見ることと言うこと
【シンポジウム】:「絶対者をめぐって ――フィヒテ・シェリング・ヘーゲル――」
 
司 会:久保陽一
美濃部仁 :フィヒテの「絶対者」の特徴
J. オルバーグ :『哲学と宗教』における絶対者の把握の問題
早瀬 明 :ヘーゲルの絶対者論――絶対知との連関から見られたその特質とそこに隠れたひとつの問題



第13回大会:京都大学
(1997年11月15日)
【研究発表】
 
本田敏雄 :フィヒテの「信仰」(Glauben)概念
清水満 :「表現」の哲学者としてのフィヒテ
高橋陽一郎 :フィヒテとショーペンハウアー
高橋和義 :フィヒテの弁証法と構想力
【シンポジウム】:「フィヒテとドイツ・ロマン主義」
 
司 会:藤田正勝
宮田眞治 ノヴァーリスの『フィヒテ研究』
久保陽一 :フィヒテとヘルダーリン
小林信行 :イエナ(1796年)のFr. シュレーゲルとフィヒテ



第12回大会:東洋大学
(1996年11月16日)
【研究発表】
 
林 克樹 :主観なき自己意識
中河 豊 :フィヒテといヘーゲルの初期宗教論
木村 博 :生命の影及び生命の輝きとしての言語
【シンポジウム】:「フィヒテと現象学」
 
司 会:K. リーゼンフーバー
大橋良介 :フッサールのフィヒテ解釈
新田義弘 生命と知識
渡邊二郎 1804年の『知識学』と現象学



第11回大会:大阪大学
(1995年11月11日)
【研究発表】
 
黒瀬勉 :後期フィヒテの自民族中心主義的思考
美濃部仁 哲学者の自由な反省について
宇田川尚人 :存在と思考. 同一なるものの内なる非同一性――(WL1805における)否定性の根拠に関する一考察――
【シンポジウム】:「フィヒテとフランス」
 
司 会:片山寿昭
伊藤道生 :ねじ曲げられたフィヒテ――19世紀フランス哲学史におけるフィヒテ像――
荒木秀夫 :ベルクソンの『フィヒテ講義』をめぐって
庭田茂吉 愛と知的直観――ミシェル・アンリから見られたフィヒテ――


第10回大会:同志社大学
(1994年月日)
【研究発表】
 
【シンポジウム】:「イェーナのフィヒテ――『知識学』200年」
 
司 会:隈元
田端
高山
松本正



第9回大会:東京大学
(1993年11月28日)
【研究発表】
 
加藤泰史 :フィヒテと相互主観性の問題
田村一郎 :フィヒテとフリーメイスンリィ
久保陽一 :「カテゴリーの演繹」の変奏――ヘーゲルのうちなるフィヒテ――
【シンポジウム】:「日本におけるフィヒテ研究」
 
司 会:渡邊二郎
有福孝岳 :フィヒテ哲学と西田哲学――その類似性と差異性――
藤田正勝 :木村素衛とフィヒテ
杉田孝夫 南原繁とフィヒテ



第8回大会:広島工業大学
(1992年12月4日)
【研究発表】
 
阿部典子 :フィヒテ哲学における「存在の現」
清水満 :詩的自我――フィヒテとヘルダリン――
木村博 :フィヒテとラインホルト――言語論をめぐって――
【シンポジウム】:「カントとフィヒテ」
 
司 会:黒積俊夫
岩田淳二 :カントとフィヒテ
北岡武司 :カントからフィヒテへ――実践理性の優位――
伴博 :批判的自覚と絶対的自覚――カントとフィヒテの間――



第7回大会:上智大学
(1991年11月29日)
【研究発表】
 
宇田川尚人 :1804年の『知識学』に於ける「超越論的知識」概念の分析
田端信廣 :「形式」と「内容」の結合としての「自己知」――ヘーゲルの場合とフィヒテの場合――
手代木陽 :カント『純粋理性批判』における外界の問題
【シンポジウム】:「弁証法について」
 
司 会:伴博
近藤直樹 :ヘーゲルとフィヒテの弁証法の差異
長澤邦彦 :フィヒテ知識学における超越論的思惟と弁証法
山口祐弘 :弁証法的移行と反省の自己否定――ヘーゲルとフィヒテ――



第6回大会:名古屋大学
(1990年12月1日)
【研究発表】
 
小田智敏 :ヘーゲル『精神の現象学』における「我」と「我々」
本田敏雄 :知識学(1794年)における叙述(Darstellung)の意義と役割
杉田孝夫 :フィヒテにおけるHausとFamilie
【シンポジウム】:「歴史と自然」
 
司 会:西川富雄
高橋和義 :フィヒテの自然観と歴史観
藤澤賢一郎 :フィヒテの身体論
松山寿一 :人類史と自然史――歴史と自然の概念をめぐるフィヒテ哲学とシェリング哲学の差異



第5回大会:早稲田大学
(1989年12月1日)
【研究発表】
 
関口和男 :初期フィヒテの人間像――知識学の構想との関係について――
美濃部仁 :イェナ期フィヒテに於ける認識の起源
北岡武司 :有限における無限
【シンポジウム】:「自我と世界」
 
司 会:渡邊二郎
入江幸男 :自我の複数性と理性界――決断主義の克服のために
大橋容一郎 :自我と世界
湯浅慎一 :フィヒテにおける自我と世界の問題



第4回大会:立命館大学
(1988年12月4日)
【研究発表】
 
子野日俊夫 :『知識学入門講義』(1813年)における存在定位の問題
中島靖次 :「知的直観」の意義――自我から絶対者への移行における――
渡部壮一 :フィヒテとフランス革命
【シンポジウム】:「ドイツ観念論とフランス革命」
 
司 会:中岡成文
田村一郎 :フィヒテとフランス革命――『寄与』と『知識学』を結ぶもの
出口純夫 :ヘーゲルとフランス革命
福吉勝男 :ドイツ観念論とフランス革命



第3回大会:大阪大学
(1987年11月15日)
【研究発表】
 
【シンポジウム】:「フィヒテにおける存在と意識」
 
司 会:隈元忠敬
大峯 顯
西川富雄
新田義之



第2回大会:広島大学
(1986年11月28日)
【研究発表】
 
【シンポジウム】:「Transzendentalについて」
 
司 会:大峯 顯
有福孝岳
隈元忠敬
溝口宏平



創立大会:同志社大学
(1985年11月10日)
【研究発表】
 
【シンポジウム】:「フィヒテと行為の問題」
 
司 会:長澤邦彦
黒積俊夫
鎮西恒也
安井邦夫