日本フィヒテ協会
第37回大会



 
日本フィヒテ協会第37回大会について


会員の皆さま

 11月14日(日)開催の第37回大会のご案内をお送りいたします。昨年度に引きつづき、今年度大会もオンラインでの開催となりました。直接お会いすることができないのは残念ですが、オンライン開催の長所が生きるような大会になればと願っております。
 昨年度は、予めHPにアップロードされた資料を読み、当日は議論のみをおこなうという形をとりましたが、いろいろな方からのご意見を参考に、今年度は、従来の対面の場合と同様、当日発表を聴いて議論するという形にいたします。また、開催時間が長くなりすぎないように、プログラムは個人研究発表2人とシンポジウムのみといたします。奮ってご参集ください。
 今年度は役員改選の年度ですので、選挙関係資料を同封しております。郵送での投票をお願いいたします。なお、2016年度より会長を務めさせていただいてきました私の任期は今年度までです。これまでの皆さまのあたたかいご指導ご協力に心より感謝申し上げます。


2021年10月7日
日本フィヒテ協会会長
美濃部 仁


11月14日(日)


10:30-11:55 一般研究発表
(A) フィヒテ道徳論(1798)における「前規定」問題
発表 浅田 遼
司会 舟場保之
(B) 1804 年の『知識学』における絶対者の叙述
発表 木村恵子
司会 山口祐弘

11:55-13:00 昼休み

13:00-13:20 総会

13:30-17:00 シンポジウム

    「構想力――フィヒテとその前後――」

司会 岡田勝明
提題 批判期カントの構想力概念再考――心理学、超越論、天才論の系譜から
 桑原俊介
提題 「構想力の動揺」と「無限の接近」
 鈴木亮三
提題 超越論的「構想力」から美的「想像力」へ
 田端信廣