Japanische Fichte-Gesellschaft
日本フィヒテ協会

『フィヒテ研究』

第24号 2016年
会長就任のご挨拶         美濃部仁

【日本フィヒテ協会創立30周年記念特別講演】
 
自己究明としての知識学
         
   講演 長澤邦彦
   司会 岡田勝明

【シンポジウム】  現代の知の境位とフィヒテ知識学  
 
知における自由の危機 久保陽一
知識学における「間」問題−−フィヒテと現代の知の境位
大橋容一郎
「知」の危機について−−『意識の事実』講義からの証言
湯浅正彦
【研究論文】
 
抵抗の像における行為−−行為の投影における世界の思量
パトリック・グリューネベルク
【書 評】
 
クラウス・リーゼンフーバー著『近代哲学の根本問題』 鈴木伸国
【独文要旨】
【報 告】
・フィヒテ協会会務報告 舟場保之
・編集後記 湯浅正彦




第23号 2015年

第22号 2014年

第21号 2013年

第20号 2012年

第19号 2011年






第18号
日本フィヒテ協会会長に就任して         岡田勝明

【特別寄稿】
 
未完のフィヒテ
−−激動下のベルリン−−         
石崎宏平

【シンポジウム】  カントとフィヒテをつなぐ哲学者たち  
 
「カントとフィヒテをつなぐ哲学者たち」報告 田端信廣
意識の事実と観念論の基礎づけ 栗原隆
神的なるものの在り処についての〈非知的〉な意識? 長町裕司
F. H. Jacobiの『フィヒテ宛書簡(Sendschreiben an Fichte, 3. bis 21. Maerz 1799)』及びこの書簡へのJ. G. Fichteの応答を起点とする超越論的思索の発展路線を巡って
ラインホルトとフィヒテ
−−ラインホルトにおける超越論的観念論から合理的実在論への展開をめぐって−−
久保陽一
【研究論文】
 
1811年の知識学における自我の総合 松岡健一郎
「共和国」の水脈
−−フィヒテ政治思想における政体論と「公論」−−
熊谷英人
【書 評】
 
石崎宏平著『未完のフィヒテ』 木村博
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 美濃部仁
・編集後記 杉田孝夫


第17号
【特別寄稿】
 
フィヒテ晩年の哲学                  隈元忠敬
政治的解釈学
−−フィヒテ『ドイツ国民に告ぐ』における歴史の哲学的解釈−−
ギュンター・ツェラー

【シンポジウム】  『ドイツ国民に告ぐ』の歴史性を問う
 
「『ドイツ国民に告ぐ』の歴史性を問う」をめぐって 加藤泰史
『ドイツ国民に告ぐ』はどのように読まれ、どのように読まれなかったのか 杉田孝夫
民族教育と人類性
−−グローバル化の時代からみた『ドイツ民族の呼びかけ』−−
高田純
神聖ローマ帝国の政治的伝統
−−フィヒテの『ドイツ国民に告ぐ』とへ一ゲルの『ドイツ国制論』−−
早瀬明
【研究論文】
シェリング『自我論』における努力の概念 村下邦昭
三木清とフィヒテ 玉田龍太朗
フィヒテにおける言論の自由について 宮本敬子
【書 評】
 
湯浅正彦著『超越論的自我論の系譜』 大橋容一郎
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 美濃部仁
・編集後記 山口祐弘


第16号
【特別寄稿】
 
『意識の事実』(1810)における諸自我と普遍的思考 入江幸男
三宅剛一のフィヒテ講義 酒井潔

【シンポジウム】  フィヒテと西田
 
フィヒテ哲学と西田哲学 藤田正勝
知の一性と否定性
−−後期の西田哲学とフィヒテの1804年の知識学−−
板橋勇仁
フィヒテと西田における存在と無と自我 美濃部仁
同一性、超神、脱自
−−シェリングと西田の近さと遠さ−−
松山壽一
【研究論文】
 
反省と信
−−シェリングとヘーゲルの批判から見る『1805年知識学』−−
鈴木伸国
【書 評】
 
Tom Rockmore, Hegel, Idealism, Analytic Philosophy, Yale University Press, New Haven and London 2005 入江幸男
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 美濃部仁
・編集後記 山口祐弘


第15号
【特別寄稿】
 
94年知識学におけるフィヒテの三根本命題
−−記号論的読解−−
ゲアハルト・シェーンリッヒ

【シンポジウム】  フィヒテと宗教  
 
至福に生(あ)ることとしての知識学
−−シンポジウム一つの総括−−
岡田勝明
「真実の生」における人間
−−フィヒテ宗教論の射程−−
座小田豊
フィヒテの宗教哲学的思惟の発展 クラウス・リーゼンフーバー
無神論論争期における超越論哲学と宗教 中川明才
【研究論文】
 
本質を欠いた主体
−−「他者論」を代替するカントとフィヒテの自我理解−−
勝西良典
フィヒテの懐疑論批判
−−批判的再検証の試み−−
松岡健一郎
【書 評】
 
三宅剛一著(酒井潔・中川明博編)『ドイツ観念論に於ける
人間存在の把握」
湯浅正彦
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 杉田孝夫
・編集後記 美濃部仁

第14号
【特別寄稿】
 
「信仰の内なる洞察」
   ――1805年の知識学における知の暗い根拠――
ギュンター・ツェラー

【シンポジウム】  超越論哲学と知識学  
 
超越論哲学の理念と知識学の課題
   ――共同討議司会報告――
山口祐弘
超越論的な反省の構造と射程 宇田川尚人
――知の確実性を巡る一考察――
カントとフィヒテの溝 長倉誠一
【研究論文】
 
フィヒテにおける啓示批判の帰趨 平井雅人
――カントの『宗教論』との対比を通じて――
『1804年の知識学(第二講義)』における存在論的証明について 芝元航平
ノヴァーリス『フィヒテ研究』における同一性 村下邦昭
【書 評】
 
大橋良介編 『ドイツ観念論を学ぶ人のために』 本田敏雄
Günter Zöller : Fichte's Transcendental Philosophy. The Original Duplicity of Intelligence and Will 中川明才
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 杉田孝夫
・編集後記 岡田勝明


第13号
【シンポジウム】
 
・「カントとフィヒテ」をめぐって 大橋容一郎
・「全ての実在性の根拠」としての「感情」 久保陽一
――フィヒテにおけるカントとヤコービの総合――
・カントとフィヒテの歴史認識における政治的なもの 杉田孝夫
・カントとフィヒテ 加藤泰史
――「ナショナリズム」と「コスモポリタニズム」をめぐるカントとフィヒテ――
【研究論文】
 
・絶対者への通路としての哲学 中川玲子
――ヘーゲルにおける信と知の問題――
・自我・身体・決意 酒井 剛
――初期ショーペンハウアーとフィヒテ『道徳論の体系(1798)』――
・1794年『全知識学の基礎』における衝動研究 村田周一
【書 評】
 
・Petra Lohman, Der Begriff des Gefühls in der Philosophie Johann Gottlieb Fichtes, Amsterdam 2004 山形頼洋
【報 告】
 
・ミュンヘン滞在記 長澤邦彦
・Nachrichten aus der Fichte-Werkstatt Dr. Erich Fuchs
・Reinhold, Diez und Erhard―Innenansichten einer Konstellation.
Zum Arbitsarchiv der Forschungsstelle Klassische Deutsche Philosophie
Dr. Jürgen Weyenschops
・フィヒテ協会会務報告 杉田孝夫
・編集後記 岡田勝明

第12号
【シンポジウム】
 
・後期フィヒテの現象論について 入江幸男
・体系知の理念と現象論の可能性 山口祐弘
――ヘーゲルとフィヒテ――
・後期フィヒテにおける現象論の構造 隈元泰弘
――体系の構成原理としての蓋然的ゾル――
・主観的事実の発見から後期の現象論へ 梶谷真司
――シュミッツ現象学から見たフィヒテ知識学の展開――
【研究論文】
 
・『純粋理性批判』における「質的な単一性」概念 中村修一
・フィヒテの『道徳論』における衝動の概念 清水  満
・1806年宗教論における「意識」の限界 鈴木伸国
――第十講の"Liebe"を中心にして――
【書 評】
 
・中川明才『フィヒテ知識学の根本構造』 板橋勇仁
【報 告】
 
・フィヒテ協会会務報告 岡田勝明
・編集後記 美濃部仁



第11号
【シンポジウム】
 
・フィヒテの宗教論における「生」の問題次元 森 哲郎
――「知」の〈外〉への問い――
・「生命」と「自我」 宇田川尚人
――フィヒテ哲学に対する或る極限的な問いの為に――
・『人間の使命』第三巻におけるフィヒテの生命論 美濃部仁
【研究論文】
 
・フィヒテにおける言語問題 千葉 薫
・像形成の生に対する関係 中川明才
――フィヒテにおける哲学の適用の問題――
【書 評】
 
・瀬戸一夫『無根拠への挑戦――フィヒテの自我哲学』 杉田孝夫
【報 告】
 
・国際フィヒテ協会大会報告 美濃部仁
・コロキウム:東洋と西洋における哲学的探求の論理 長澤邦彦・中川明才
・日本フィヒテ協会会務報告 岡田勝明
・編集後記 大橋容一郎



第10号
【巻頭論文】
 
・フィヒテの宗教哲学における神と自己 大峯 顯
【シンポジウム:1801年のフィヒテ、シェリング、ヘーゲル】
 
・自我論におけるフィヒテとカント 湯浅正彦
――フィヒテにおける哲学の適用の問題――
・自我論から叙述へ 田村恭一
――批判哲学の深遠な影響――
・1801年のヘーゲル 鹿島 徹
――カントとの対決と歴史哲学的思惟の生成――
・1801年のフィヒテ、シェリング、ヘーゲル 高山 守
――カント哲学の系譜として――
【研究論文】
 
・『新たな方法による知識学』における衝動の問題 玉田龍太朗
・フィヒテの宗教論とヨハネ福音書(1) 本田敏雄
【書 評】
 
・Schelling-Fichte Briefwecsel, Kommentiert und herausgegeben von Hartmut Traub, ars una,Neuried 2001
岡田勝男
【「日本フィヒテ研究アルヒーフ」の計画について】
 
【報 告】
 
・日本フィヒテ協会会務報告 岡田勝明
・編集後記 大橋容一郎



第9号
【巻頭特集】フィヒテの国家論
 
・「国家における自由と淘冶」 高田 純
・「フィヒテの国家論」 渡部壮一
――人種・民族・国家概念の連関において――
・「ヘーゲルの国家論」 福吉勝男
――〈フィヒテ的契機の起動〉と〈現代的意義〉――
・第16回大会シンポジウム「フィヒテの国家論」のまとめとして 田村一郎
【研究論文】
 
・「知識学と論理学」 中畑邦夫
――『知識学の概念について』における論理学の位置付け――
・「自我・像・身体」 酒井 剛
――後期フィヒテとショーペンハウアー――
・フィヒテ後期倫理学の他者 子野日俊夫
【書 評】
 
・Hans-Joachim Becker, Fichtes Idee der Nation und das Jundentum 杉田孝夫
――Den vergessenen Generationen der jüdischen Fichte-Rezeption――(Fichte-Studien-Supplementa Band 14, Rodopi, Amsterdam, 2000
【報 告】
 
・1807年の『知識学』について 美濃部仁
――国際フィヒテ協会ゼミナール報告――
・日本フィヒテ協会会務報告 入江幸男
編集後記 大橋容一郎

第8号
【巻頭特集】像(Bild)
 
・「像としての世界」 大橋良介
――世界構造の一考察 フィヒテを一軸として――
・純粋作用と深遠 岡田勝男
――フィヒテにおけるビルト――
・美学におけるBild概念について 太田喬夫
【研究論文】
 
・フィヒテ哲学における戦争とナショナリズム 黒瀬 勉
・「促し」とはどういう行為か? 山脇雅夫
――初期フィヒテの間主観性の理論――
・フィヒテのPatriortsmus論 杉田孝夫
【書 評】
 
・Wolfgang Janke, Johann. Gottlieb Fichtes 宇田川尚人
Wissenschaftlehre 1805
・岡田勝明『フィヒテと西田哲学 自己形勢の原理を求めて 板橋勇仁
【報 告】
 
・国際フィヒテ学会報告 美濃部仁
・日本フィヒテ協会会務報告 入江幸男
編集後記 藤田正勝

第7号
【巻頭特集】 絶対者をめぐって――フィヒテ・シェリング・ヘーゲル
 
・世界の一元論的根拠づけの諸形態 久保陽一
――ドイツ観念論における絶対者の問題について――
・フィヒテの「絶対者」の特徴 美濃部仁
・シェリング『哲学と宗教』における絶対者について J.オルバーグ
・ヘーゲルの絶対者論 早瀬 明
【研究論文】
 
・ノヴァーリス『フィヒテ研究』における「力」と「記号」 宮田眞治
・〈哲学〉における直観と反省 板橋勇仁
――西田幾多郎とJ.G.フィヒテ――
・フィヒテにおける絶対知の分析について 中川明才
・見ることと言うこと 木村 博
――見ることはみずからの根源が語り出すのを見ることである――
【報 告】
 
・日本フィヒテ協会会務報告 入江幸男
編集後記 藤田正勝

第6号
【巻頭特集】 フィヒテとドイツ・ロマン主義
 
・ロマン主義者フィヒテ 藤田正勝
・「私にとっての存在」 久保陽一
――ヘルダーリンとフィヒテとの関係をめぐって――
・イエナ(1796年)のFr.シュレーゲルとフィヒテ 小林信行
【研究論文】
 
・フィヒテの「信仰」概念 本田敏雄
・表現の哲学者としてのフィヒテ 清水 満
・初期ショーペンハウアーにおけるフィヒテ 高橋陽一郎
――ショーペンハウアーの『フィヒテ・ノート』を手掛かりにして――
・フィヒテの弁証法と構想力 高橋和義
【書 評】
 
・Klaus Hammmacher, Transzendentale Theorie und Praxis 中川明才
・Ives Radrizzani(éd.), Fichte et la France Tome I 加國尚志
【報 告】
 
・日本フィヒテ協会会員・業績一覧(1989-97) 中川明才
・日本フィヒテ協会会務報告 板橋勇仁
編集後記 藤田正勝

第5号
【巻頭特集】 フィヒテと現象学
 
・フィヒテ思想(1804〜1806)における現象概念について K.リーゼンフーバー
・フッサールのフィヒテ解釈 大橋良介
・生命と知識 新田義弘
――〈Durch〉の媒介機能への現象学的考察――
・1804年の『知識学』と現象学 渡邊二郎
【研究論文】
 
・主観なき自己意識 林 克樹
――H.シュミッツのフィヒテ論を手がかりに――
・「公共性」へのフィヒテの最初の参与 中河 豊
――フィヒテによる自律的啓示宗教論の試み――
・生命の影および生命の輝きとしての言語 木村 博
――後期フィヒテの言語論の奥行き――
【報 告】
 
・シュールポルタ国際フィヒテ学会報告 長澤邦彦
・日本フィヒテ協会会務報告 板橋勇仁
編集後記 藤田正勝

第4号
【シンポジウム】
 
・「フィヒテとフランス」について 片山寿昭
・ねじ曲げられたフィヒテ 伊藤道生
――19世紀フランス哲学史におけるフィヒテ像――
・ベルクソンの『フィヒテ講義』をめぐって 荒木秀夫
・愛と知的直観(1) 庭田茂吉
――ミシェル・アンリから見られたフィヒテ――
【研究論文】
 
・知の言語の位相 大橋容一郎
――1804年知識学の真理論を手引きとする――
・後期フィヒテの自民族中心主義的思考 黒瀬 勉
・哲学者の反省について 美濃部仁
・存在と思考――同一なるものの内なる非同一性 宇田川尚人
――(WL1805における)否定性の根拠に関する一考察――
【報 告】
 
・日本フィヒテ協会会務報告 工藤和男
編集後記 長澤邦雄

第3号
【特別寄稿】
 
・反省と愛――後期フィヒテの根本思想―― 大峯   顯
・「知はそれ自体絶対実存である」
――フィヒテ1805年の『知識学』における最高原則――
ヴォルフガング・ヤンケ
【研究論文】
 
・ビルト(像)の達成 岡田勝明
・知的直観と第一根本命題 美濃部仁
【シンポジウム】
 
・シンポジウムの総括 隈元忠敬
・『全知識学の基礎』の出発点と到達点 田端信廣
・フィヒテ知識学における<否定性> 高山   守
・『全知識学の基礎』の体系形式と知識学の要求 松本正男
――フィヒテの1794/5年――
【書 評】
 
・Wolfgang, Janke, Entgegensetzungen, Studien zu Fichte-Konfrontationen von Rousseau bis Kierkegaard 岡田勝明
・Reinhard Lauth, Vernuenftige Durchdringung der Wirklichkeit. Fichte und sein Umkreis 福吉勝男
・Manfred Buhr, Das geistige Erbe Europas 隈元忠敬
【報 告】
 
・「イェーナ・プログラム」の成果について 久保陽一
・フィヒテ当時のイェーナ 長澤邦彦
・フィヒテ協会会務報告 工藤和男
・編集後記 長澤邦彦

第2号
【特別寄稿】
 
・フィヒテとヘーゲルにおける自由の概念について ルートヴィヒ・ジープ
【コロキウム】 《絶対者と自然》
・はじめに 長澤邦雄
・序言 ヘルムート・ギルント
・フィヒテの宗教哲学と自然哲学の ヘルムート・ギルント
・基礎としての最高実在論への上昇
・自然、理性−自然、絶対的なもの ハルトムート・トラウプ
・親鸞の浄土教における超越と自然 大峯 顯
・仏教的自然像・人間像 有福孝岳
【研究論文】
・「カテゴリーの演繹」の変奏 ――ヘーゲルの内なるフィヒテ―― 久保陽一
・フィヒテにおける「ヨハネ期」の意味 田村一郎
――「神」理解の推移を中心に――
【シンポジウム】 《日本におけるフィヒテ研究》
・フィヒテと西田 有福孝岳
・木村素衛とフィヒテ 藤田正勝
・南原繁とフィヒテ 杉田孝夫
・シンポジウムの意義と問題点 渡邊二郎
【書 評】
・Wolfgang Janke, Vom Bilde des Absoluten. 美濃部仁
Grundzüge der Phänomenologie Fichtes
・Harmut Traub, Johan Gottlieb Fichtes Populärphilosophie 藤田正勝
1804-1806
【報 告】
・イェーナ国際フィヒテ学会報告 長澤邦彦
・日本フィヒテ協会会務報告 工藤和男
編集後記 長澤邦彦

創刊号
創刊の言葉 大峯 顯
Grußwort des Präsidenten der Intetrnationalen
J. G. Fichte-Gesellschaft
Wolfgang H. Schrader
【特別寄稿】
・フィヒテにおける光と生命 渡邊二郎
――『1804年の知識学』研究覚え書き――
・“Ich bin-Ich”: thetisches Urteil oder spekulativer Satz Wolfgang Janke
Fichte oder Hegel?
【座談会】
・日本とドイツにおけるフィヒテ研究 Helmut Grindt
大峯 顯
長澤邦彦
【研究論文】
・フィヒテ哲学における「存在の現」 阿部典子
・フィヒテとラインホルト――言語論をめぐって―― 木村 博
・詩的自我――フィヒテとヘルダリン―― 清水 満
・フィヒテの人間観――1792〜1798―― 関口和男
・『1813年の知識学入門講義』における存在定位の問題 子野日俊夫
【報 告】
・ラメナウ国際フィヒテ学会報告 長澤邦彦
・日本フィヒテ協会会務報告 工藤和男
編集後記 長澤邦彦