Japanische Fichte-Gesellschaft
日本フィヒテ協会

『フィヒテ研究』第33号 2025年

Fichte-Studien 33

2025




目 次  Inhaltsverzeichnis (Deutsch)


【共同討議】

『ドイツ国民への講話』

山脇直司監訳・栩木憲一郎訳『フィヒテ ドイツ国民への講話』(京都大学学術出版会、2023)に寄せて   杉田孝夫   1

フィヒテ『ドイツ国民への講話』(京都大学学術出版会、2023年)刊行を終えて──「解題」と「各講話の要約」の概要を中心に──   栩木憲一郎   5

『ドイツ国民への講話』におけるフィヒテの「宗教、教育、国際関係」思想   山脇直司   13


【シンポジウム】

カントとフィヒテ−カント生誕300年

「カントとフィヒテ−カント生誕300年」司会者報告   伊藤貴雄   19

プラトナーを挟んで対峙するフィヒテとカント
──プラトナーの一七九三年版『哲学的アフォリスメン』、フィヒテの『論理学・形而上学講義』、 そしてカントの「人間学講義」とレフレクシオーン群──   浜野喬士   23


フィヒテとカントの空間論──『1801/02年の知識学の叙述』を中心に──   浜田郷史   32


【研究論文】

「理性の事実」と「事行」の再構成について──討議倫理におけるカントとフィヒテ、あるいはハーバーマスとアーペル──   三輪泰之   47

『全知識学の基礎』衝動論にひそむ転回点──『基礎』から『新方法』への移行過程をめぐって──   平井 涼   60


【書評】

玉田龍太朗著『ニヒリズムと無神論論争 フィヒテと三宅剛一』晃洋書房、2024年   平井 涼   73


【独文要旨】

Zusammenfassungen (Deutsch)   77


【報告】

日本フィヒテ協会会務報告   嘉目道人   85

編集後記   伊藤貴雄   88


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